在宅で暮らす介護認定を受けた高齢者の多くが、通所型の介護保険サービスであるデイサービスやデイケアを利用しています。
介護が必要になってきた高齢者が受ける介護サービスの中では、もっとも一般的で、介護度の低い方の利用割合が多いのがこのデイサービスです。
老人ホームに入って介護を受けるのではなく、生活の拠点は自宅であり、週のうち何日か介護事業所に通って生活支援の介護サービスを受けることができます。
デイサービスでは、食事や入浴などの生活上の基本的なサービスを受けることができますので、家族が仕事や子育てなどの理由で長時間の介護が難しいという家庭や、被介護者自身に家事の負担がかかる高齢者世帯にとって、なくてはならないサービスになっています。